科学技術振興機構[旧・科学技術振興事業団]、平成14年度研究成果移転事業 (独創モデル化)とKASTの地域結集事業の成果です。
S-SPR-6000は、光導波路分光測定の概念に立った装置で、スラブ型光導波路上に金薄膜を蒸着したものを用い、共鳴角は任意設定、光導波路に白色光を入射、出射した光をCCD分光器でスペクトルによる共鳴波長を測定する方法がとられています。
プレパラート状の光導波路による表面プラズモン共鳴バッチ測定やPDMS流路を利用したオンライン測定が可能であり、オンライン測定では共鳴波長を ミニマムトレースするカイネティクス専用モードを持っています。従来のSIS-50と異なり、光学系制御もPCから行い、測定条件も保存可能です。
従来の光導波路分光測定装置SIS-50の機能も併せ持ち、さまざまな測定法と組み合わせることが出来る新しい光導波路測定プラットホームです。